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高齢者の「賃貸」の甘くない現実

こんにちは

ココカラ不動産です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/36e8b0d56b0483de128f04c896ab074151e2b88c?page=1

本日は「週刊ポスト」で高齢者の賃貸についての記事がありましたので取り上げます。

【公益社団法人「全宅連(全国宅地建物取引業協会連合会)」の調査(2020年)によると、65歳以上の高齢者世帯に対し、民間賃貸住宅の斡旋を「積極的に行なっている」と答えた不動産業者はわずか7.6%だった。反対に、「行なっていない」「消極的である」と回答した業者は4割弱に上った。】

私は売買の経験は長いですが、賃貸営業はやったことがありません。こんなにも高齢者に対して消極的だとは知りませんでした。

【妻と死別し、賃貸アパートへの転居を検討している60代男性が語る。 「不動産業者は親身に相談に応じてくれるものの、大家が首を縦に振らないケースばかり。これまで20件近く断わられ続けています。いずれも、年齢と独り身であること、現在の収入が年金のみという点がネックになっているそうです。長年会社勤めをしてきて、預貯金も年金収入もそれなりにあるのに、まさかこんな目に遭うとは……」】

20件も断られてしまうのはとても辛かったことでしょう。しかし大家さんの立場からするとお一人の高齢者は避けたいと考えます。もし「孤独死」がおきてしまった場合に、特殊清掃費や残置物の片付けは大家さん負担です。清掃とリフォームで数百万円は掛かります。リフォーム後も「告知事項」となり家賃が1割〜3割程度下がるかもしれません。また賃貸物件を売却する時には価格に影響します。

「あなたが賃貸オーナーになったらどうしますか?」

借りたい人からすればヒドイ話ですし、賃貸オーナーからすればリスクは避けたいと願います。どちらが正しい、どちらが間違っているかの議論をしても始まりません。そう言う現実があるというだけです。

私の2棟のアパートには65歳以上の単身者が3人と70歳以上の単身者が1人住んでいます。私のアパートで3年前に孤独死しましたが、特殊清掃とリフォームで100万円程度掛かっています。保証人の方はいますが、故意ではないので保証人には請求できないそうです。家賃3万円のアパートで起きてしまったことです。

その後は「孤独死保険」に加入して、万一の時には保険で対応できるようにしています。

「賃貸派」の方はお金があるから大丈夫ということでもありません。賃貸オーナーの考えもあるということを知っておいてください。

ご参考までに。

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