こんにちは
ココカラ不動産です。
住宅ローンの固定金利が上昇しています。それは長期金利が世界的に上昇し、固定金利型の金利は長期金利に連動しているからです。
フラット35の2022年の金利の推移は
2022年1月:1.300%
2022年2月:1.350%
2022年3月:1.430%
2022年4月:1.440%と上昇しています。
この固定金利に対して変動金利は今のところ変化はありません。日本銀行の大規模な金融緩和政策により、短期金利は抑えられています。
アメリカでは30年固定金利が5%になり、お隣の韓国の住宅ローン金利も5%台が目前にきているそうです。もしかしたら日本の住宅ローン金利も今後上昇するかもしれません。
これからマイホームを購入するのなら金利上昇リスクを抑える為に「ミックスローン」を活用するのも良いかもしれません。ミックスローンとは複数の金利タイプを組み合わせて住宅ローンを借入します。
【例】借入4,000万円 期間35年
2,000万円(変動0.475%)→51,696円
2,000万円(固定35年1.20%)→58,340円
ミックスローン合計:110,036円
変動金利:103,392円
6,644円の差額がでます。変動固定の割合は自由に決められますので、ご夫婦で話し合って決められると良いと思います。
私は変動金利は上がらないと思っています。しかし、世界的な物価上昇、住宅ローン金利の上昇、止まらない円安、解決がみえないウクライナ問題など、今までのような楽観的な予測が立てづらい世の中になっています。もし変動金利が2%に上昇したら返済は132,505円になります。リスクヘッジをかけるのも良いのかもしれません。
ご参考までに。