こんにちは
ココカラ不動産です。
現在は「共働き夫婦」が当たり前になってきています。私が若い頃は「寿退社」という言葉がありましたが、もう過去の言葉なのかもしれません。当時はマイホームの探し方は奥様が専業主婦やパートタイマーが多かったことから、ご主人の収入や勤務先に合わせて物件を探されていていましたが、共働き夫婦がスタンダードになりつつある今、マイホームの探し方も変化しています。また共働き夫婦も細分化され、お互い通勤がある「通勤共働き夫婦」のマイホーム探しは難易度を極めます。この選択の仕方で「ケンカ」が多くなったり、最悪「破綻」してしまうこともあると思っています。通勤共働き夫婦で一番に考えなければいけないことは奥様の「育児」と「通勤時間」です。
育児をするうえで、可能であれば奥様の実家近く、保育園も最寄り駅近くにあることが望ましいです。ご主人も育児していきますが、勤務中に保育園からの突然の呼び出しには対応できないこともあります。もし奥様1人が緊急連絡の対応をしなければならないのなら疲弊してしまいます。マイホーム探しはその状況を想定してエリアを決めなければなりません。
通勤時間はできるだけ短い方が良いです。その為にご主人の通勤時間が1時間を超えることも仕方のないことだと考えます。家事は仕事が終わって、夜遅くからでもできることはあります。しかし育児は今この瞬間に対応を求められます。仕事柄対応ができないなら奥様にお願いするしかありません。通勤は奥様が短くなるエリアで検討しましょう。
子育てをしながら「通勤フルタイム」で働くことは簡単でないと思っています。奥様が覚悟するように、ご主人も覚悟を持たなければいけません。ご主人が「働いて沢山稼げば良い」なんて考えてたら大間違いです。奥様の負担の軽減をどこまで考えられるかが一番大切です。