こんにちは
ココカラ不動産です。
本日は二世帯住宅についてお話しします。地方都市では二世帯住宅を検討されるご家族もいらっしゃいます。
✔親が所有している土地に建てる
✔大きな土地を購入しても安い
✔老後寂しくない
などの理由から建てられます。
二世帯住宅には「共有型」と「完全分離型」とがあります。共有型と完全分離型のメリットとデメリットについて。
共有型二世帯住宅
共有型のメリット
共有型とはキッチンやダイニングリビングは別々にして、浴室や玄関や廊下などを一部共有にすることです。メリットは共有部分を作ることで建築コストを下げることができます。また生活空間を共有することで二世帯家族が楽しく過ごすこともできます。
共有型のデメリット
デメリットはプライバシーが守られないことや生活スタイルや生活リズムが違いストレスを溜めてしまうことが考えられます。また共用設備が限られますので時間帯が重なることもあります。
完全分離型二世帯住宅
完全分離型のメリット
完全分離型はお互いのプライバシーが守られることや水道光熱費も明確に分担できます。隣りに住む安心感もあり、ほどよい距離感もあります。週末には二世帯家族が集まって食事をすることができます。
次に私が一番メリットに感じ、またリスクを回避することができると思っていることが、将来に一世帯になった時に賃貸にすることができることです。二世帯住宅から賃貸併用住宅に変更ができます。
完全分離完全分離のデメリット
完全分離型のデメリットは建築コストが上がってしまうことです。キッチンや浴室など二世帯分のコストが掛かります。
さいごに
住宅はしっかり管理修繕をしていくことで50年60年住むことは可能です。しかし二世帯住宅は約20年間位の想定期間になります。私は将来を見据えた長期的計画が大切だと思っています。また将来の賃貸の為にも二世帯分の駐車場も作って置くと良いでしょう。売却するときには収益不動産となり資産価値も保たれます。一方で共有型の二世帯住宅は売却時に建物部分は二束三文になってしまうこともあります。