こんにちは
ココカラ不動産です。
住宅ローンの審査をするときは、皆さん不安になるものです。
✔今の年収で借入できるのか?
✔オートローンや奨学金の借入があるけど?
✔以前、返済を延滞したことがある
など、審査が承認になるまでは不安でいっぱいです。
本日は金融機関が住宅ローンの審査で何を確認しているかについてお話しします。
個人属性
収入
住宅ローンの借入額を算出するのに返済比率という考え方があります。フラット35では400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下という基準があります。
金融機関によって返済比率の考え方も違っていて、メガバンクなどでは審査金利を3.5%〜4%にして負荷をかけて計算をします。
返済比率には既存の借入も合算して計算されます。オートローンなどの分割払いがあれば、住宅ローン+オートローンの返済の合計が返済比率内でなければいけません。
勤続年数
勤続年数も金融機関によって様々です。勤続数ヶ月から融資可能なフラット35から勤続1年以上必要な金融機関まであります。勤続年数が長いほど金融機関からの信用は高くなります。
個人信用情報
個人信用情報とは過去のカードローンや自動車ローン、スマートフォンなどの割賦販売の返済履歴情報です。ローンを延滞してしまうと履歴に残ってしまいます。延滞の履歴は一定期間経過しないと消えません。
もし心当たりのある方は指定信用情報機関のCICで情報を開示することができます。
スマートフォンもしくはパソコンですぐに開示できますので確認することをお勧めいたします。
健康状態
住宅ローンでは「団体信用生命保険」が必須になります。過去に「ガン」「心臓病」「脳の病気」や生活習慣に関わる大きな病気を患ってしまうと住宅ローンの借入は難しくなってしまいます。
フラット35は団体信用生命保険に加入しなくても住宅ローンを借入することができます。病歴のある方はフラット35を利用しましょう。
物件
担保評価
住宅ローンの審査では物件の担保評価を調べます。借入金額に対して物件に「価値」があるか金融機関で判断します。
極端に土地が狭い戸建や郊外の物件にも関わらず近隣相場より著しく高い物件は借入金額が減額されることもあります。
旧耐震基準
旧耐震基準のマンションは担保評価の際、大きなマイナス要因になることがあります。金融機関によっては「取り扱い不可」のマンションもあります。
エリアや予算の兼ね合いから築古マンションを選択する場合は融資の取り扱い可能か早めに確認をしましょう。
さいごに
住宅ローンの審査は物件が決まる前に審査をすることをお勧めします。借入金額がわかった上で物件を探された方が安心できます。
気に入った物件が見つかった後に審査をして「否決」になると大変ショックを受けてしまいます。