こんにちは
ココカラ不動産です。
大手の会社に就職すると社宅制度があるところも多いと思います。全額負担や一部負担など本当に有り難いことです。
マイホーム推進派の私も少しは購入かどうか悩むところでもあります。ではどのタイミングでマイホームを購入したら良いかについて話します。
20代独身の時は社宅制度は良いと思います。その場合、家賃を払ったつもりで「社宅分貯金」と「通常貯金」をすることで、10年間で1,000万円以上の貯金が可能になります。
20代独身は一番貯蓄がしやすい時期です。なぜなら自分で支出をコントロールできるからです。結婚をして子供ができるとそういう訳にはいきません。色々とお金が掛かってきます。
社宅制度で気をつけなければいけないことは家賃負担がないことで「散財」することです。家賃分は最低限貯蓄しないと、ご自身の収入に対して間違った「生活水準」になってしまいますので気をつけましょう。
私が社宅制度で一番懸念していることは、30代や40代になったり、結婚しても社宅制度を利用していることだと思っています。
あえて辛辣な言い方をしますが、「いつまでも小さなお金で人生を振り回されてはいけません」
少し得をするからといって、社宅制度に慣れてしまうと一番大切な人生設計が立てられず、狂ってしまいます。
会社の業績によっては、突然社宅制度をなくしたり、条件変更をするかもしれません。また退職したら社宅制度がなくなってしまうため、辞める選択ができなくなってしまうこともあるかもしれません。
社宅制度はしっかり人生設計を考えて、「何歳まで社宅制度を利用して、その間にこれだけの貯蓄をして、何歳でマイホームを購入しよう」と考えることが大切です。
逆にお金を貯める時期だけ社宅制度のある会社に勤務して、結婚してマイホームを購入したら転職するのも良いと思います。
マイホーム購入は35年返済と長期間になります。40歳や50歳まで社宅に住んでいては人生設計が出来なくなってしまいます。社宅制度は30歳位まで上手に利用して、30代になったら結婚のタイミングや将来のことを考えてマイホーム購入が良いと考えています。
