こんにちは
ココカラ不動産です。
先日、団地コンサルでお客様と一緒に内見に行ってまいりました。
とある物件に若い男性営業マンが担当として接客してくれましたが、
「人気の団地であること」
「賃貸ニーズがあること」
など、とにかく絶賛して話されていました。
私が団地の家賃相場について聞いてみると
「月12万円で貸している部屋もある」
と回答されています。
「そんなわけあるか!」
団地にそこまでの家賃相場はあるわけがありません。
12万円払うならマイホームを購入するか、もっと良い賃貸に住みます。
さらにその部屋にはお風呂の浴槽が解体され壊れており、シャワーを浴びることもできず、洗濯機を設置する場所や給水排水もありません。
不動産サイトには浴室や洗濯機置き場の写真がなかったので気付くことができませんでした。
私は「ない」と思った物件でしたが、良い物件アピールをされていました。
色々と話を聞いてみると業界2年目の20代位の営業マンでしたが、業界にどっぷり染まり、立て板に水のように息を吐くように「嘘」を言っているような印象を受けました。
「やっぱり売却はやりたくない」
お客様から預かったら売らなくてなりませんので、お風呂が無かろうが、洗濯機が置けなかろうが、室内がボロボロだろうが「良い物件」と言わなければなりません。
もし売却を始めるとココカラ不動産のスタッフも嘘を言うようになってしまうかもしれませんので出来ません。
私にこの物件の売却依頼があったら
「このままでは売れません」
「ご自身でリフォームしてから」
「買取再販業者に売りましょう」
と伝えてしまいます。
久々に不動産営業マンの営業トークを聞いたら、この業界に少し切なさを感じ、たった数年の業界経験でテキトーな嘘を言う彼を心配に思ってしまいました。
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