こんにちは
ココカラ不動産です。
11/18 自民党税制調査会の宮沢洋一会長が
2022年度の住宅ローン減税の控除率1%を
縮小する意向を示しました。
見直し案は『1% → 0.7%』で
議論がされそうです。
住宅ローン減税の歴史は古く
1970年代からあったそうです。
当時は1%で3年の控除で開始し、
その後、期間10年になり、
所得税の他、住民税までが還付の対象と
なってきました。
当初は住宅ローン金利も5%以上
あったので還付されても支払う利息の方が
圧倒的に多かったです。
バブル崩壊や平成不況
アベノミクスの金融政策などにより、
超低金利時代に入り
現在、住宅ローン金利は0.5%前後と
なってきています。
その為『逆ざや』状態になり、
借入利息より還付金の方が
大きくなっているのが現状です。
例えば
4000万円を金利0.5%、35年返済の場合
10年後までの利息の合計は
『1,736,278円』です。
控除額は年末の借入残高の1%になります。
残債も減少しますので
10年間で最大『約340万』の控除を
受けられます。
もし現金をお持ちの方は
現金より『住宅ローン』で購入し、
控除終了後に一括返済した方が
得になります。
しかも団体信用生命保険付きです。
これから
『駆け込み需要』もあり
不動産が品薄状態になれば
さらに不動産相場は上昇するかもしれません。
今後も不動産市況に
目が離せない状況です。
ご参考までに。