こんにちは
ココカラ不動産です。
マイホーム価格を抑えるために「中古マンション」や「中古戸建」を検討される方も多いと思います。
新築物件であれば物件価格と諸経費で住むことができますが、中古物件はリフォームを想定しなければいけないからです。
初めてマイホームを検討する方は、中古物件は築年数が古いだけで、そのまま住むことができると思っている方が多いです。
それは賃貸物件を借りる時は、賃貸オーナーさんが入居前にリフォームやクリーニングで綺麗にされているから、そのイメージがあるのかもしれません。
ほとんどのお客様が「中古でも大丈夫です」と話されている方も、ご案内すると、リフォームをせずに住むことは出来ないと考えが変わります。
築2〜3年以内ならクリーニングで住むことは可能ですが、10年、20年以上経過している物件はほぼ無理だと思った方が良いでしょう。
中古物件の取引は「現況有姿売買」が基本です。
残置物は撤去されますが、掃除もされていないことが普通です。
掃除をされてない方もいれば、ペットによって床や壁紙がボロボロな物件もあります。
中古物件を検討される時は「リフォーム費用」を想定しておくことが重要です。
【中古マンションのリフォーム目安】
✔築2〜3年・・・クリーニング(20万円)
✔築10年・・・壁紙(100万円)
✔築15年・・・水周り交換、壁紙(300万円)
✔築20年・・・フルリフォーム(500万円〜)
※中古戸建は一概には言えず、また建物の傾きや雨漏りなどがあれば、リフォーム費用より建替えの方が良いこともあります。
不動産サイトのSUUMOやHOME’Sで中古マンションを検索した時は、物件価格に上記の金額を想定すると良いでしょう。
もしオーナーさんの管理が行き届いていて、リフォームをせずに住めたら「ラッキー」位に思っていることが良いです。
私は築15年以上の物件で、そのまま住むお客様にお会いしたことはありません。
もし中古物件を検討される場合は、営業マンに「リフォームはどの位必要ですか？」と聞いてから見学されても良いと思います。
営業マンは建物を確認していますので概算金額は把握されていると思います。
