こんにちは
ココカラ不動産です。
現在、一都三県で沢山のお客様に物件をご提案している中で感じることがあります。
現場感や肌感覚になってしまいますが、同じ価格帯で物件を探していると、徐々に物件の条件が悪くなっていくのを感じています。
例えば、半年前の5,000万円のマンションと今の5,000万円のマンションでは条件やクオリティが格段に変わってきていると感じています。
半年前にも1年前の同価格帯の物件と比べたときに差を感じています。
一般の方からすると、
「相場が上がってるって言ったって4,000万円や5,000万円の物件はいつでもあるじゃん」
「不動産屋は相場が上がってるっていうけど嘘じゃない?」
と思われるかもしれませんが、ずっと見続けている人間からすると明らかに同じ価格で買える物件が変わってきており、また売りに出てくる物件も徐々に条件の悪い物件が出てきているように感じています。
おそらく2年後も3年後も4,000万円や5,000万円の売却物件は出てきますが、
ただ
「より郊外に」
「より駅遠に」
「より築古に」
「より狭小に」
になっていくのだと思います。
そして良いと思われる物件は今よりさらに価格は上昇していくのでしょう。
今、都内や首都圏近郊でも良いと思うマンションで目に止まる物件が少なくなってきていると感じています。
ちょっと良いと思う物件は1億前後かそれ以上の価格になっています。
私はマイホーム購入を推奨していますが、逆説的な考えになってしまいますが、どうしても「都内」で生活がしたいと考えていて、気に入るマイホームが買えないと思うなら「生涯賃貸」でも良いのではないかなと思うようにもなっています。
あまり良くない物件で、尚且つ気に入らない物件に7,000万円、8,000万円も払う意味などないと思うからです。
それならマイホームを買わずに賃貸住まいでも良いのかなと思ってしまいます。
そして老後は地方や郊外にいき、安い賃貸を借りて生活するのも良いかなと思ったりもします。
その代わり、生涯賃貸で生活できるように、しっかり貯蓄をして、老後も生活できるように準備しなければいけません。
それだけ都内では5,000万円6,000万円では満足のいくマイホームが買えなくなってきていると思っています。
妥協して「旧耐震基準」や「狭小マンション」の物件を購入してしまうと、いつか地震によって資産を失くしてしまったり、狭さによるストレスを抱えながら長年生活をしなければいけなくなってしまいます。
東京でのマイホーム購入は本当に難しい時代になってきたと感じています。
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