こんにちは
ココカラ不動産です。
私はマイホームは人生を豊かにするための「道具」だと思っています。
けっして見栄やステータスを得るためのものではないと考えています。
もし、自分が住むマイホームにストレスや不便を感じるようであれば、それは生涯勿体ない時間を過ごすことになるのではないでしょうか。
現在、都市部では40㎡台の2LDKの新築マンションが1億を超えて販売されているものもあります。
毎月30万円もの支払いをして、その広さで本当に豊かな暮らしができるのでしょうか?
私は30年近く不動産業にいますが、最近は少し狂ってきているなと感じています。
もう都市部へ憧れを持つのは辞めませんか。
その憧れは「幻想」です。
無理して掴んでみたとしても不動産からは何も与えてもらえないことに気づくことになります。
人の幸せとは、経済的なゆとりを持ち、そして将来への安心を感じることができ、ストレスのない空間で生活することです。
庶民が都市部に住んでも何一つ得るものはないと思っています。
他人がお金持ちそうな生活をしていたとしてもどうでもいいとは思えませんか?
他人は他人だと思うことは出来ませんか?
どんなに人気のエリアに住んでも40㎡や50㎡のマンションで喜んでいるのは「エセ富裕層」だと思えてしまいます。
本物の富裕層は40㎡や50㎡のマンションなどに住みません。
背伸びしたい人たちが買う物件です。
偽物のステータスを掴んでも全く幸せにはなれないと思っています。
そのエリアには本物の富裕層がいて、そのエリアで暮らし始めたら、本物の富裕層への劣等感を感じてしまうことになってしまうこともあります。
「足るを知ることが大切です」
【足るを知る】
自分が持っているものや置かれている状況に満足し、それ以上のものを過度に求めない心のあり方を意味します。
マンションデベロッパーは庶民の見栄やステータスを刺激するためにあらゆる策を練ってきます。
「ステータスを感じるキャッチコピー」
「天井の高い豪華なエントランス」
「24時間有人管理人」
「不必要な沢山の共用施設」
などなど、
選ばれし者が住む物件と庶民に思わせて、そして金太郎飴のような同じような狭小の間取りを販売するのです。
そして、その豪華で全然利用しない共用施設やコンシュルジュ(管理人)は全て貴方の管理費で運営されています。
もし共用施設が壊れてしまったら貴方の修繕積立金で修繕します。
罰ゲームだとは思いませんか?
そして15年後に大規模修繕が終わり、修繕積立金が改定されれば、管理費修繕費の合計が5万円、6万円、それ以上払うことになっているかもしれません。
ぜひ、自分にとって何が本当に必要なマイホームかを考えて検討してみましょう。