こんにちは
ココカラ不動産です。
不動産の売却には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」と3つの売却方法があります。一般媒介契約は不動産業者に同時に何社でも売却の依頼ができます。一方で専属専任媒介契約や専任媒介契約は「1社」のみしか依頼ができません。
この1社のみに売却依頼することによって、弊害が起こってしまう可能性があります。それは物件を「コントロール」されてしまうことです。
物件の問い合わせ状況がわからない
信頼できる営業担当にあたれば正確な情報もいただけますが、担当によって様々です。定期的に報告をする「媒介報告書」も、担当の誘導したい方向に報告書を作り、説明をすることもできてしまいます。
担当が忙しいと見学が後回しになる
不動産営業マンの週末はとても忙しいです。同日時に「購入者のご案内」と「売却物件の他業者ご案内の立会」があった場合に、担当は購入者のご案内を優先させてしまうからです。購入者は予定が合わないと言われてしまったら、他社に行ってしまう可能性がありますが、売却物件はコントロールができてしまうからです。売却依頼したお客様は担当から内見希望の連絡がなければ、問合せがあったことなど知る由もないからです。
2〜3週間前から内見依頼のお願いをしても調整できないことはよくあります。
一般媒介契約のメリット
3社、4社に依頼すると業者間で競争意識が芽生えます。物件をコントロールされることはありません。また担当が忙しいからといって案内が飛ばされることはありません。手の空いているスタッフが代わりに立会をしてくれます。SUUMOに複数の業者が掲載されている居住中の物件は一般媒介契約になります。
さいごに
現在、不動産市況は活況です。沢山の業者に依頼して多くの購入希望者に物件を伝えることが重要です。不動産の売却は一人の担当より複数人の担当の方が売却のチャンスは広がります。
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