こんにちは
ココカラ不動産です。
本日は「繰り上げ返済の効果」についてお話しします。
繰り上げ返済は毎月の返済額とは別にまとまった額を返済します。返済は全て元本に充てられるため、その分の支払い利息が消え、総支払額を効果的に減らすことができます。
【借入額4,000万円 金利0.5% 期間35年】
〚繰り上げ返済前〛
・月々の返済額:103,834円
・総返済額:43,610,126円
・利息合計:3,610,126円
〚5年後 200万円の繰り上げ返済後〛
・月々の返済額:103,834円
・返済期間:33年2ヶ月→1年10ヶ月短縮
・総返済額:43,296,826円→−313,300円
・利息合計:3,296,826円→−313,300円
さらに5年後 200万円の繰り上げ返済後
・月々の返済額:103,834円
・返済期間:31年5ヶ月→3年7ヶ月短縮
・総返済額:43,061,448円→−548,998円
・利息合計:3,061,448円→−548,998円
〚毎年100万 10年間繰り上げ返済後〛
・月々の返済額:103,834円
・返済期間:25年11ヶ月→9年1ヶ月短縮
・総返済額:42,279,423円→−1,331,023円
・利息合計:2,279,423円→−1,331,023円
繰り上げ返済効果はいかがでしょうか?
私は定年の65歳もしくは70歳までには完済することをお勧めしています。年金生活になったときには住宅ローンは完済しておくべきだからです。年金受給額の平均は約15万円と言われています。住宅ローンが残っていては生活ができません。私は今後、老後に住宅ローン破綻者か、もしくは売却を余儀なくされる方が増えると思っています。
ぜひ返済額の他に「+αの住宅貯金」をして繰り上げ返済を計画的に行えるように考えてみてください。