こんにちは
ココカラ不動産です。
ほとんどの方が「価値」と「価格」を同じように考えていると思います。
「価値あるものは価格が高い、価格が高いものは価値がある」
私のなかでは全てがこの理屈ではないと考えています。
特に不動産では価値がないもので価格が高かったり、価格が安くても価値あるものは存在しています。
もし、一般の方が高いものを価値あるものと認識してくれるなら、不動産業者としてはこんな簡単な商売はありません。
ダメなものでも高く売り出せば、売れる可能性があるかもしれないからです。
不動産の見立てを間違えてしまうと大きな損失を被ったり、住心地の悪い物件を購入してしまい、後悔してしまうこともあります。
価値を見極めるうえで一番に考えなければいけないことは、
「15年、20年家族が楽しく暮らせて、不便のない生活で暮らせる」
この視点で物件探しをすることが大切です。
どんなに人気エリアの物件だとしても、狭小物件や日当たりの悪い物件では、すぐに売却してしまいたくなることもあります。
私は満足できない生活をしいられて、ストレスの掛かるマイホームを「価値のないマイホーム」と思っています。
室内空間や周辺環境の満足度はとても重要です。
なぜ、20年なのかは子供が独立することで生活スタイルが変わるかもしれないですし、50代、60代になり定年間近になると住まいへの価値観が変わることもあるからです。
もちろん20年住み、その後も住み続けたいマイホームであるならば、そのまま住み続けることが良いと思います。
そして、二番目に考えなければいけないことは、
「自分と同じように良い物件と考えてくれる方がいるのか」
の目線も必要になります。
もし、将来売却したいと思ったときに、自分以外の方が物件を欲しいと思ってもらえなければ良い価格で売却できなくなってしまうからです。
ぜひ、価格で判断するのではなく、価値で判断して、購入するように心がけてください。
コメント