こんにちは
ココカラ不動産です。
私は『不動産業』と『結婚相談所』を経営しています。マイホームと結婚のお手伝いをしております。
ただ将来、夫婦の関係が拗れてしまい離婚に至ってしまう可能性もあります。
本日は離婚になってしまった場合の『シングルマザーの現状』と『出来るだけ貧困にならない対策』についてお話しします。
厚生労働省が公表した『平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果』によると、ひとり親世帯のうち、約86%が母子世帯でシングルマザーとなっているそうです。
シングルマザーの貧困率の高さは深刻です。
貧困率を計る指標に『相対的貧困』という考え方があるそうです。※相対的貧困とは世帯所得が「その国の等価可処分所得の半分未満」の状態
日本のシングルマザーの相対的貧困率は50.8%だそうです。二人に一人は貧困に陥っています。
離婚すると思って結婚する人はいません。
しかし離婚に至ってしまう現実もあります。
その場合に出来るだけ貧困にならないマイホームの購入の仕方についてお話しいたします。
シングルマザーが貧困にならない為の3つのマイホーム購入術
✅旦那様の名義で購入
✅奥様の預貯金を自己資金に入れない
✅他に低価格のマンションを購入する
【旦那様の名義で購入】
マイホーム購入には『ペアローン』『収入合算』という借入の仕方があります。
不動産が高騰している今、仕方ないかもしれません。ただその場合、離婚してマイホームから賃貸に転居しても奥様にも返済の義務が生じることを認識しましょう。
出来ることなら旦那様の収入の範囲内で購入出来たら良いと思っています。
【奥様の預貯金から頭金を入れない】
マイホームを購入する時、頭金を入れて借入額を少なくしたいと考えがちです。しかしマイホームを購入する場合は出来るだけ頭金を入れず、最大限借入しましょう。金融機関は返済できる金額までしか貸しません、散財をしなければ返せるはずです。手元資金を残しておくことで万一の時の生活の計画が立てやすくなります。
【他に低価格のマンションを購入する】
私は頭金を入れずにマイホームを購入すると同時もしくは出来るだけ早めに低価格のマンションを奥様名義で現金購入することをお勧めします。現金で500万円前後の築古物件を購入し、賃貸に出します。万一離婚の時には自分が住む為のマンションです。家賃収入が入ってきますので家計にも良いです。
【最後に】
シングルマザーが貧困に陥ってしまうのは、子育てのために退職して、離婚後の再就職が『非正規』になった場合に起こりやすいです。
非正規で賃貸物件に住み、子育てするのは生活が大変になるのは容易に想像できます。また旦那様からの養育費も支払われなくなることも多いと聞きます。もし住居費だけでも掛からなければ少しは生活が楽になるのではないでしょうか。
幸せなマイホーム購入の時にこのようなお話はしませんが、世の中で起きていることは誰にでも起きる可能性があると思っています。
ご参考までに。