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中古戸建の4つのリスクについて

こんにちは

ココカラ不動産です。

中古戸建を検討される方は、予算を抑えたいという考えから探される方が多いと思います。一般的な木造の中古戸建には様々なリスクがあります。ほとんどの方がそのリスクを知らされないまま検討されていると思っています。

中古戸建の4つのリスクについてお話しします。

建物に保証がない

中古戸建の売買は一般的には個人間の取引になります。その場合、数ヶ月後に故障や瑕疵が発見されても売主の責任はありません。購入後に給湯器が壊れたり、雨漏りがしても買主の負担で修繕をしなければなりません。契約書に「契約不適合責任の免責」を記載することで何かあった時に売主は守られ、買主がリスクを背負うことになります。個人間の場合は当然といえば当然です。逆の立場になった時に相手から『故障したから直してくれ』と言われても困ってしまいます。

建物が古い場合に耐震性が低い

建物は日々進化しています。最近の戸建住宅は「住宅性能表示制度」で耐震等級を示すようになっています。「東日本大震災」や「熊本地震」などのレベルを基準にして1.25倍、1.5倍耐えられる強度を耐震等級2、耐震等級3と設定しています。しかし20年前、30年前の戸建にはそのような制度はありません。当時は地盤改良工事の施工もせず、ベタ基礎でなく布基礎で施工している工務店もあります。近い将来に「首都直下型地震」や「南海トラフ地震」があると言われています。建物の耐震性は安全に生活する上では大切になります。

リフォーム費用が掛かる

戸建のリフォーム費用はどこまでするかにもよりますが、内装リフォーム(床、クロス、建具)、水回り(浴室、キッチン、トイレ)をすると500万円以上はするのではないでしょうか。また外装リフォームの外壁塗装や屋根塗装で200万円は掛かります。そのリフォーム代を掛けてまで「欲しい場所」なら良いと思いますが、そうでないならお勧めできません。

常に不安を持ち続ける

新築住宅なら保証があります。「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」には10年保証があります。簡単にいうと骨組みと外壁と屋根の雨漏りなどは保証対象になります。中古は保証がありませんので常に不安がつきまといます。建物予算を抑えて購入したつもりが修繕費で新築なみに掛かってしまうこともあるかもしれません。

さいごに

私は『どうしてもその場所に住みたい』『土地に価値があるから建物は壊して建て直すから構わない』と、これ位のお気持ちの方以外はお勧めしていません。それだけ中古戸建のリスクはあると思っています。それでも気に入った中古住宅を見つけた場合には売主の許可をとり「インスペクション」をするのをお勧めします。「建物状況調査」「住宅診断」を建築士の資格をもつ専門の検査員が検査をします。第三者の意見が聞けるので安心感はでると思います。

 

ご参考までに。

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