こんにちは
ココカラ不動産です。
新築マンションと新築戸建の20年後、30年後の資産を見た時に価値が下がる可能性が高いのは「新築戸建」になります。私は資産価値が下がる大きな理由に「耐用年数」によるところがあると思っています。
耐用年数とは「減価償却資産が利用に耐える資産」として構造によって年数を定めています。
✔️マンション(RC)→耐用年数47年
✔️戸建(木造)→耐用年数22年
マンションの方が2倍以上、耐用年数が長く定められています。そのことからもマンションの方が資産が下がりにくいと言えます。
もちろん耐用年数と「寿命」は違います。マンションは50年以上前、戸建も30年以上前の建物でも普通に生活ができています。
ただ資産価値には購入者のニーズが大きく関わってきます。戸建で30年超を購入して住みたいと思う方はあまりいらっしゃいません。また20年で建物価値が「ゼロ」になると言われていることから住める住めないに関係なく「土地値」になってしまいます。購入者が建て替えを希望しているのであれば、解体費用分を土地値から引かされてしまい価格はさらに下がってしまうこともあります。
一方でマンションは耐用年数が長く築30年、40年でも取引は活発に行われています。またマンションの取引事例なども多く、相場を大きく逸脱することは考えられません。
価値を下げない一番大きな理由として購入者のマンションなら築古でも大丈夫という「安心感」があるからだと思っています。
永住としてマイホームを考えるのであれば戸建でも良いと思いますが、将来転居の可能性があるのであればマンションの方が良いのかもしれません。
ご参考までに。