こんにちは
ココカラ不動産です。
住宅金融支援機構には「フラット50」という商品があります。長期優良住宅を対象とした最長50年の全期間固定金利の住宅ローンです。
私はこの商品はお勧めできません。そもそも戸建の寿命は50年も持たないと思っています。本当に購入者のことを考えた商品なのか疑問です。
29歳で購入した場合に79歳で完済になります。人生の全てをマイホームに注ぐ感じになってしまいます。物件が高騰しているため長期間の返済にすることで購入できるという考えなのでしょうが大変危険なことです。
マイホームは返済できる期間に合わせるのではなく、年齢(定年)に合わせて返済できる価格の物件を購入することが大切です。
65歳完済の資金計画をつくり、月々返済が可能な価格が妥当な価格です。80歳未満の完済で35年返済を組むことは構いませんが、65歳のシュミレーションで返済が出来ないのであれば、予算オーバーです。返済能力が不透明な年齢に借金を「先送り」しているだけです。
私は今後、住宅ローン破綻者は増えると予想しています。マイホームの購入年齢が上がっていて、安易に65歳以降の返済を組んでいるお客様が多いからです。
国は経済を回すためにマイホームを購入しやすい環境を整えますが、危険か危険じゃないかは個人で判断してくださいという感じです。国の政策(住宅ローン減税、軽減措置)を上手に利用して「マネープラン」をしっかり立てましょう。50代に入ると「教育資金」「老後資金」を貯めなければいけません。「住宅ローン」だけ払っていればいいわけではありません。
ご参考までに。
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