こんにちは
ココカラ不動産です。
本日は「結婚」と「マイホーム」はどちらを優先するべきなのか、についてお話しします。
どちらを優先するべきかは「年齢と金融資産と収入」によって判断が変わってきます。将来のライフプランや老後リスクをどこまで想定しているのかによって大きく判断は分かれます。
【年齢】
20代、30代は結婚を優先して良いと思います。結婚前にマイホームを購入してしまうことで結婚に障害が出てしまうこともあります。また結婚後に二人でマイホームを購入する楽しみもあります。しかし40代、50代になると結婚を優先して良いとは言えなくなってしまいます。住宅ローンは35年返済が一般的ですが、65歳には定年を迎えます。定年後どのように返済をしていくのか考えなければいけません。結婚後はマイホームだけではなく、教育資金や老後資金も考えなければいけません。マイホーム購入は年齢で判断することが大切だと考えています。
【金融資産】
金融資産がある方は別の回答になります。金融資産が2,000万円、3,000万円以上あれば50歳までの購入でも問題ないと考えています。定年まで15年ですが、金融資産がありますので定年後の住宅ローンの返済か繰り上げ返済も可能です。さらにマイホームを現金購入できるくらい金融資産がある方は年齢は全く関係ありません。結婚後のマイホーム購入でも良いと思います。
【収入】
高収入の方も回答が変わってきます。私のお客様で世帯年収が2,000万円、3,000万円のご夫妻もいらっしゃいます。年齢など全く関係なく、結婚後のマイホーム購入で良いと思います。高年収の方は本気で返済すれば10年で完済できます。一般的なサラリーマンの方では短期返済は難しいので定年を見据えた返済計画が必要になります。
【さいごに】
一般的には結婚してからマイホームを購入したいという想いもあると思います。しかし年齢によって順序は変えるべきだとも思っています。現在は物価や不動産の高騰で「普通の生活」すら大変な世の中になっています。独身のうちから将来のライフプランニングを考えておくことをお勧めします。特に男性は40代、50代になり、自分の人生設計を確立させることなく結婚相手を見つけた場合に結婚後の生活は大丈夫でしょうか?将来のことを考えて結婚しても大丈夫といえる状況や環境にしておくことが私は大切だと思っています。