こんにちは
ココカラ不動産です。
「マンションはどれも同じでしょ」と思っている方はいませんか?
エリアや間取りの好みの違いだけと思われている方も多いと思いますが、出来れば購入を避けたい中古マンションがあります。私がお客様には絶対にご提案しない2つのポイントについて。
旧耐震基準のマンション
旧耐震基準とは昭和56年5月31日までに建築確認において適用されていた基準のマンションのことです。旧耐震基準は震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準として設定されています。
新耐震基準とは昭和56年6月1日以降に建築確認において適用されている基準のマンションのことです。新耐震基準は震度6強、7程度の揺れでも倒壊しない水準であることが求められる耐震基準です。
阪神淡路大震災や東日本大震災では最大で震度7が観測されています。今後、首都直下地震や南海トラフ地震が発生すると言われていますので、旧耐震基準のマンションは避けた方が良いでしょう。
気をつけていただきたいのが「建築確認適用」と「完成年月日」は違います。建築確認申請後から建物完成までは数年要しますので完成年月日が近いマンションは不動産業者に確認をしてください。
小規模なマンション
マンションは出来るだけ規模の大きいマンションにしましょう。20世帯や30世帯の小規模マンションは管理費や修繕費積立金が貯まりにくく、管理修繕費が将来大きく上昇する可能性があります。
世帯数が少ないので上昇しても積立金の金額はたかが知れています。一方で100世帯や200世帯のマンションであれば毎月200万円、400万円と修繕費が積み上がっていきます。小規模マンションの場合、万一大きな修繕が発生したときに賄えなくなってしまいます。積立金がなくなってしまうと管理組合で借入をすることになります。そのような状況になるとマンション価値も下がり、売却も難しくなってしまいます。
さいごに
上記の2点は最初に検討から外しましょう。
「命や資産価値」に関わることです。駅から少し遠い、間取りが狭い、などということとは話の次元が違います。
一等地にある、リノベーションされて室内が綺麗だからといって選んではリスクがありますので気をつけましょう。
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