こんにちは
ココカラ不動産です。
共働き夫婦のマイホーム探しでは、エリアの選択がとても重要です。その選択を間違えてしまうと夫婦仲が悪くなったり、仕事との両立ができなくなってしまうこともあります。
またここ数年、首都圏の不動産相場は高騰し、さらにリモートワークによる働き方の変化によって、物件選択の難易度が上がってきています。
本日は、共働き夫婦のマイホーム購入で気をつけたい3つのポイントについてお話しします。
予算
共働きの場合、「収入合算」や「ペアローン」で予算を延ばすことができます。しかし借入が出来るからといって安易に借入金額を延ばしてはいけません。
出産や育児の時は収入が減ってしまいます。夫の収入の借入限度額内でマイホームを購入することが理想です。
ただ不動産相場の高騰で夫の収入だけでは希望物件が購入できなくなっている現実も有りますので、収入合算やペアローンも致し方ないとも思っています。
その場合は妻の収入が半分なったとしても返済できる物件か、妻が15年位後に退職したとしても、夫の収入と預貯金で返済ができる物件を選択しましょう。夫婦が35年間フルタイムで働き続ける想定の資金計画は避けましょう。
エリア・周辺環境
妻が無理なく通勤できる場所や育児がしやすい環境を選択しましょう。
共働き、共育児を唱える世の中になっていますが、理想と現実は大きく違います。企業の育児への理解は女性にはありますが、まだ男性にはほとんどないと思っています。
お昼頃に子供が熱が出たので帰りますと男性が普通に言える会社はどれだけあるでしょうか。男性の育児休暇も言われてるほど浸透はされていません。育児休暇を取得された方は全体の3割強で、そのうちの6割が一週間以内というデータもあります。
夫が妻にフルタイム共働きを望むのであれば、妻の住みたいエリア・環境で、「二つ返事で問題ない」といえるエリアにしましょう。間違っても夫は妻を説得してエリアを決めてはいけません。
家事負担の軽減
家事負担が軽減できる物件を探しましょう。私は「通勤共働き夫婦」であるならマンションをお勧めしています。マンションの方が戸建てより家事負担が少なくなるからです。
戸建では「日時指定のゴミ出し」「宅配の受け取り」「庭や道路等の外まわりの清掃」があります。
マンションでは「24時間ゴミ出し可」「宅配ボックス」があり、清掃員もいます。物件によってディスポーザーがあり、生ゴミ処理をしなくて良いのでとても便利です。
また近くにスーパーや保育園があると家事負担が軽減されます。共働き夫婦のマイホーム探しは家事分担をしっかり話しあって無理のない生活ができる環境か確認しましょう。
さいごに
共働き夫婦のマイホーム探しは「マイホームの環境でストレスが溜まらない」物件を探すことが大切です。仕事や育児でストレスが溜まるのに、さらにマイホームでストレスがかかるようでは夫婦喧嘩も起きてしまいます。
夫婦にとって何が必要で、何が必要でないかをしっかり話し合ってマイホーム探しをしましょう。
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