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マンションの管理状況を確認する資料について

こんにちは
ココカラ不動産です。

マンションの管理状況を確認する資料についてお話しします。

マンションを見学して確認ができることは「間取り」「日当たり」「周辺環境」です。
マンションの管理状況は見学に行っただけではわかりません。

マンションの管理状況を把握するには、いくつかの資料を確認する必要があります。

①重要事項等に関わる調査報告書
この資料には物件概要が記載されていて、主な管理規約や管理費・修繕積立金の額や滞納、マンション全体の積立金の総額、管理会社の連絡先等の記載があります。
大層な資料名ですが、私から言わせればマンションの管理状況をほとんど把握することが出来ない資料です。
この資料を確認して調査をしたと販売する営業マンが多いと思います。

②総会議事録
年に一回行われるマンションの総会の議事録です。
総会が行われると居住者に議事録が配布されます。
居住者によっては保管されている方もいれば、処分してしまう方もいます。
この資料には総会で話し合った内容が記載されています。
☑管理費・修繕積立金の値上げ
☑建物の漏水や故障箇所
☑大規模修繕の実施予定
☑マンションのトラブル

などが記載されています。

③理事会議事録
マンションによっては理事会の議事録もあります。
管理会社に確認して理事会の議事録を開示してもらうと良いでしょう。
管理会社から管理状況を理事会に伝えられて、理事会で話し合われたことが総会の議題になります。

④長期修繕計画
長期修繕計画は25年〜30年程度の修繕計画になっています。
15年前後に一回、大規模修繕が計画されており、修繕計画に沿って修繕積立金の値上げも計画されています。 

⑤修繕履歴
マンションが過去にどこを修繕してきたのか、修繕履歴を確認することができます。
修繕履歴を確認することでマンション自体に大きな問題があるかを把握することができます。
過去にご案内したマンションで駐車場やエントランス周辺等で「陥没」しているマンションがありましたが、建築時の手抜き工事のせいで多額の修繕費が使われてしまいます。

マンションを購入する際は担当営業マンに上記を確認すると良いでしょう。
もし何か理由を言って開示してもらえなかったり、①重要事項等に関わる調査報告書だけを見せて「問題ありません」と言われたら、仲介会社を変えた方が良いでしょう。

ココカラ不動産の購入申込では確認することを契約条件にしています。
確認するまでは契約することはありません。※問題あったら取り下げます
売主仲介会社に面倒くさがられることもありますので、売主様と売主仲介会社に協力してもらい管理会社や管理人に私達が直接会いに行きヒアリングや総会議事録等を確認しにいくこともあります。

上記の①〜⑤を調べてマンションを販売されている仲介会社の担当に出会ったことはありません。
※契約時に「そっと長期修繕計画を添付する業者はあります」
何でそう思うかと言うと、売主仲介が用意しているのは①重要事項等に関わる調査報告書だけで、それ以外の資料は用意していないからです。
用意していないと言うことは購入者からお問い合わせがきても、そのまま販売することになります。
その資料を再発行するのに2週間程度かかることもありますので。
また、売主様より預かっている不動産は売らなければなりませんので、購入してはいけない情報を集めることに意味がないからです。

皆様が思っている以上にマンション内のトラブルはあります。
ぜひ確認してから購入されることをお勧めします。

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