こんにちは
ココカラ不動産です。
40代でマイホームを購入する場合の注意点についてお話しします。
住宅ローンは「35年返済」で借入することができますが、40代で購入すると「定年退職後」も住宅ローンが残ってしまいます。
45歳でマイホームを購入した場合、15年か20年後には定年退職を迎え、定年後の住宅ローンの返済が20年、15年続くことになります。
また、最近では「役職定年制度」もあり、50代になると給与が2割3割減額されてしまうこともあります。
その為、40代でマイホームを購入する場合には確認しなければいけないことがあります。
☑65歳時の借入残高
☑65歳時の住宅ローン返済貯蓄額
☑役職定年制度の有無
☑65歳〜70歳までの就労
【65歳時の借入残高】
マイホームを購入するときは「月々の返済」ばかりに気持ちがいってしまいますが、それではいけません。
重要なのは定年退職時に「借入残高」がいくらあるのかを確認することが大切です。
もし返済が出来なくなってしまうと売却をせざるを得なくなります。
【65歳時の住宅ローン返済貯蓄額】
定年退職時に「繰り上げ返済」するための貯蓄を考えなければいけません。
定年退職時の借入残高分を定年までの期間に貯蓄できるのかシミュレーションをしてみましょう。
もし完済する貯蓄ができなさそうなら購入予算を下げなければいけません。
【役職定年制度の有無】
役職定年制度があると収入が大きく減額されてしまいます。
制度の有無を確認し、無理のない借入額にすることが大切です。
【65歳〜70歳までの就労】
定年後も住宅ローンが残ってしまうのなら、定年退職以降も働くことを考えましょう。
65歳以降の職種は現場作業の仕事が多くなり、年収も180万円位と言われています。
今の会社で嘱託として働けるのか、もしくは違う仕事でも働くのか考えましょう。
40代以降のマイホーム購入は少しの判断ミスで「住宅ローン破綻」や「老後破綻」を起こしてしまうこともあります。
無理をせず、ゆとりのある計画でマイホームを購入しましょう。
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