こんにちは
ココカラ不動産です。
本日は不動産の話ではなく、「お金」と「時間」は、どちらが大切なのかについてお話ししたいと思います。
最近は「FIRE」という言葉が流行っています。「経済的自立」と「早期リタイア」の意味になります。また副業や投資についての記事やニュースもよく見かけます。サラリーマンの方は「自由」への憧れがあるのでしょう。私も30代の時にFIREを目指していましたので気持ちはよくわかります。
また時間について、よく耳にする言葉で、金持ちも貧乏人も「時間は平等」という言葉です。それは違っていて「歳を取るのは平等」ですが、時間は平等にはありません。
サラリーマンの会社に通勤する時間と就業時間を合わせて11時間とします。そして睡眠時間と食事、入浴で10時間とした場合に自由な時間は「3時間」です。残業があったら、さらに自由な時間は少なくなります。一方で資産家や経営者の方は自分で時間をコントロールできます。就業時間に縛られることはありません。休みも自由に決められます。
お金と時間は人それぞれ置かれている状況が違いますので、寝る時間も惜しんで稼ぎたいという方もいますし、残業などは一切やりたくないという方もいます。どちらが正解、不正解ということではないと思っています。
私は人生で1番大切なのは「時間」だと思っています。サラリーマン時代はほぼ残業はせず、必ず定時に帰りました。とにかく拘束時間が長いのが嫌いです。長く働いて沢山稼ぐよりも、稼げなくても短く働く方が好きです。夜中まで働いて美味しいステーキを食べるなら、19時に家族とコロッケを食べたいと考えます。
アラフィフになり、より時間の大切さを考えるようになってきています。人生を逆算すると残りの時間も計算できてしまいます。出来るだけ無駄な仕事はせず、自由な時間をつくり家族や自分の為に使うように心がけています。
サラリーマンの方にFIREや副業という言葉が流行るのは、会社や上司、仕事や働き方に不満があるからでしょう。もう終身雇用の時代ではありませんので、出来るだけ休日が多く、残業がない会社に転職した方が良いと思っています。そして空いた時間で投資や副業で稼ぎましょう。
余談ですが、FIREしても人生は面白くないと思っています。私は30代の時に1年半「株のトレード」で生活をしていた時があります。毎日9時〜15時までトレードして、終わったらジムに行く生活です。話す相手もおらず、2日ぶりに「ピザーラ」の店員と電話で話した時もあります。友達も投資で遊んでる人間を相手にしてくれなくなります。不動産投資も一緒で沢山の家賃収入を得ても口座に月1回入金があるだけでやることはありません。社会との繋がりがなくなると人生がつまらなくなってしまいます。また遊びもすぐに飽きてしまいます。
私の仕事選びはこの優先順位で考えています。
①ストレスのない仕事
②休日が多く、残業がない
③給与
年収が1,000万円を超えても、業務量が多く、責任も重く、残業もあるような仕事はしたくありません。逆に年収が400、500万円でもストレスのない仕事で残業もなく、休日も多い仕事が好きです。病気になってしまったら割に合いません。空いた時間で投資、副業をして稼げる力をつけたら良いのではないでしょうか。そしてFIREなどせずに、好きな仕事も生涯続けることで人生は楽しくなると思っています。