こんにちは
ココカラ不動産です。
ここ数年の不動産高騰により、首都圏でマイホームを持つことが難しくなってきている状況です。日本の平均的な世帯年収は500万円と言われてる中で、少し良さそうな物件は5,000万円を優に超えてきます。世帯年収の10倍を超えてしまいます。マイホームは欲しいけど、購入を躊躇してしまうご家族は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
私は「夢のマイホーム」から「生き延びるの為のマイホーム」に考えを変えるべきだと思っています。
✔無理して都内に住まない
✔憧れを抱かない
✔モノ消費からコト消費へ
の思考が大切だと思っています。
「無理して都内に住まない」
平均的な世帯年収の家族では都内でマイホーム購入は難しいです。仮に低価格の物件があったとしても「築古物件」や「狭小物件」になり、生活の満足度が下がります。隣接の埼玉県、神奈川県、千葉県には3,000万円台の物件がまだまだ沢山あります。検討エリアを広げてみるのはいかがでしょうか。しかし隣接3県も高騰してきていますので早めの検討をお勧めします。
「憧れを抱かない」
マイホームを購入するときには「夢のマイホーム」と考えます。しかし素敵なマイホームに住まわれても「返済不安」があったら楽しく生活は送れません。「賃貸よりは全然良いよね」と思うマイホームでも良くありませんか?低価格の物件を購入して、15〜20年程度で完済を目指して「教育資金」や「老後資金」に備えるというのはいかがでしょうか。無理をせず、ゆとりある生活を考えましょう。
「モノ消費からコト消費へ」
モノ消費とは「所有」に価値を見出す消費傾向で、コト消費は「体験や経験」に価値を見出す消費傾向のことです。マイホームもモノ消費傾向になりがちですが、コト消費で考えることが大切です。本来は家族と楽しく過ごせればそれで良いはずです。人と比べたり、ステイタスでエリアを決めることではありません。どこに住んでも「住めば都」です。しかし無理して購入したマイホームでは「都」にはなりえません。
首都圏のマイホーム戦略は3つの思考が必要だと思っています。どんなに良い物件を購入しても生活が「カツカツ」になったら幸せではありません。大きな期待を持ってマイホームを検討するよりも、「賃貸よりは良いね」位の心構えで探されるのが良いと思っています。