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金利上昇に備えて考えること

こんにちは

ココカラ不動産です。

日銀の黒田総裁が長期金利の上限を0.25%から0.5%に引き上げたことで市場は「事実上の利上げ」と受け止められ為替や株価に影響を与えています。今後、住宅ローン金利も徐々に上昇していくのではないかと臆測が広がっています。

現在、住宅ローン金利(変動)は0.5%程度を推移していますが、この金利が今後どこまで上昇するのか目が離せない状況です。

最近ではお客様から金利は上昇しますか?という質問が多くなっています。私はアメリカや韓国のように5%を超えるような金利は現実的ではないと思っています。そのようなことを政府や日銀がしたら日本経済は大打撃を受けてしまうと思っています。ただ1.5%前後位の上昇はあるのではないかと思っています。

私が不動産業界にきた平成9年の頃で住宅ローン金利(変動)は1.5%前後で10年固定金利やフラット35の前身の「住宅金融公庫」の当初10年間が2%、11年目以降が3.5%位と記憶しています。

仮に5,000万円の借入で比較します。

【借入:5,000万円 返済期間:35年】

金利0.5%:月々129,792円

金利1.5%:月々153,092円

1%の金利の上昇で約23,000円支払いが多くなります。この位の金利の上昇は想定しておいた方が良いのかもしれません。

住宅ローン破綻をしない為には、金利上昇を想定して、月々2〜3万円支払額が増えても大丈夫なような借入額に抑えることも大切です。1万円、2万円増えたら返済が出来なくなるような返済計画はしないようにしましょう。

 

私は今後、個人属性の勤務先や年収、年齢によって金融機関は大きく金利を変えてくるのではないかと思っています。

私は7年前の45歳の時にマンションを購入しましたが、ほとんどの方が0.6%位の時に「1.7%」で借入して購入しています。一部上場企業に勤務していましたが、不動産投資で他に借入があることと、年齢によるものではないかと考えています。

全く借入がない方でも40代後半、50代の方は金利や借入条件が変わってきています。

 

金利が上がってズルいじゃないかと思われる方も多いと思いますが、世界はドンドン利上げしています。世界の住宅ローン金利に比べたら、日本の住宅ローンはとても恵まれています。

今後、マイホームを検討される方は住宅ローンの金利上昇を想定して、長期間固定の金利や変動と固定をミックスした借入など、色々な返済シュミレーションを検討することをお勧めいたします。

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