こんにちは
ココカラ不動産です。
「価値ある戸建の探し方」についてお伝えいたします。
戸建ての価値は最終的には「土地」になります。
まずは建物を除いた土地にどれだけの価値があるかを確認します。
土地には「4つ」の価格があります。
☑公示価格(国土交通省)
☑相続税路線(国税庁)
☑固定資産税評価額(市区町村)
☑実勢価格
行政で評価している土地の価格は実勢価格より2割〜4割程度安くなっています。
土地値は実勢価格を参考にすると良いでしょう。
実勢価格を調べるには、SUUMO等で土地物件を検索して「坪単価」や「㎡単価」を算出して近隣相場を確認することができます。
土地相場を確認すれば、建物が40年50年経ち、仮に朽ち果てたとしても土地値は残りますので「出口」の計算はしやすくなります。
ただ近隣相場を確認しても購入する土地の「形状」や「道路付け」によって価値は変わってしまいます。
三角形の土地で100坪あったとしても「有効面積」は小さくなり50坪60坪位の評価しかならないこともあります。
また旗竿地の路地状敷地は価格に反映させずに計算されることもあります。
上記の理由により建物の建築に制限が出てしまうことで、価格は近隣相場より大きく下がることもあるでしょう。
出口を考えるなら「整形地」「南道路」の土地を選ぶことをお勧めします。
良い土地を購入できれば、相場より高値で売却することも可能になります。
建物は新築住宅、中古住宅、建売住宅から大手ハウスメーカーまで様々な建物があります。
建物は実際に見学されて品質やクオリティを確認することが重要です。
築20年前後の中古戸建になると「ほぼ土地値」に近い物件もあります。
このような物件を購入できれば、20年後に売却しても購入価格とあまり変わらない価格で売却することもできます。
返済が進んだ分だけ「手残り」もできます。
首都圏ではマンション人気によりマンション価格の上昇が凄いことになっていますが、中古戸建ての価格は今のところ上昇があまり見受けられず、市場から取り残されているように感じています。
20年後、価値の目減りが少ない不動産を購入されたいと思う方は中古戸建を探されると良いと考えています。
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