こんにちは
ココカラ不動産です。
住宅ローンの返済期間はほとんどの方が「最長期間」で組みます。79歳までの完済が最長ですので、44歳までの方は35年返済が可能です。私は最長の期間で住宅ローンを組むことに「賛成」です。理由は「返済は無理をせず」「貯金は無理をする」という考えがあるからです。
住宅ローンは繰上返済をすれば期間を短くすることは可能です。しかし住宅ローンを短く組み、後で期間を伸ばすことは簡単には出来ません。ローンの条件変更には色々な審査や聞き取り調査を受けます。おそらく銀行員から嫌な思いをさせられるでしょう。人生には色々なことがあります。転職や減給、子供にお金が掛かる、親の介護にお金が必要など何が起きるかわかりません。だからこそ住宅ローンの返済は無理のない最長を組み、別口座に返済した気になって「住宅ローン貯金」をするべきだと思っています。
しかし住宅ローン返済を最長にすると毎月返済が楽になるので高額物件も購入できると思いがちです。その場合は65歳完済の年数で住宅ローンのシュミレーションをしてみましょう。もし最長なら支払いができる、65歳完済なら返済ができないというなら「無理」をしています。そんなギリギリな資金計画では少し何かあっただけで破綻してしまいます。「65歳完済でも何とかやれるけど、余裕をもって最長で組み、65歳には完済できるように貯金をしていく」こんな考えができる範囲の借入額をお勧めします。
マイホームは購入がゴールではなく、そこから生活が始まります。無理して購入して日々の生活が苦しくても楽しくありません。
ぜひ参考にしてください。