こんにちは
ココカラ不動産です。
沢山のマイホーム相談を受けてきて思うことは、高属性な方ほど見通しが甘くなってしまうのかもと感じています。
世帯年収が1,500万円辺りを超えてくると日々の生活に困ることはなく、将来の生活にも不安を感じることはなくなってくるのかもしれません。
ただ、収入はいつまでも今の水準と同じだけ稼げるとは限りません。
会社の業績の低迷や時代の変化により、社会から必要になくなってしまう製品やサービスも出てくるでしょう。
また、人口減少によっても国内消費が減少していけば、倒産や事業縮小していく会社も増えていくのではないでしょうか。
総務省の資料によると、2050年には日本の人口は約9,500万人になり、若年人口は821万人、生産年齢人口は4,930万人、高齢人口は3,764万人になってしまうそうです。
生産年齢人口と高齢人口が大きく変わらなくなっています。
これから、少子高齢化が進む中で今の収入を20年、30年維持していくことが本当にできるのでしょうか。
どの会社も属人化の解消を図りながら、仕組化やDX化を進めていくことで、本当に必要とされる生産性の高い社員しかいらなくするのではないでしょうか。
私は収入があるうちにマイホームを購入して住まいを確保し、将来に何が起きたとしても生き延びることができるように資産を形成した方が良いと思っています。
少子高齢化は「インフレ」になると言われています。
ここ数年で物価は上昇していますが、物価だけではなく、税金や社会保険料も少子高齢化によってさらに上昇していくのでしょう。
最近、霞ヶ関でデモが起きています。
今まで日本ではデモなどあまり起きたことがありませんが、それだけ困っていると感じている国民が増えてきているということなのでしょう。
もしかしたら海外で起きているような暴動が日本でも起きてしまうこともあるかもしれません。
「何でデモなんかしているんだ」
と生活に余裕のある方は対岸の火事のように見えていると思います。
ただ、今後日本経済が縮小していけば、自分の身にも同じような窮地が訪れてしまうこともあります。
将来の日本経済や今、社会全体で起きていることを考えながら、早め早めに行動を移すことが必要だと思っています。
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