こんにちは
ココカラ不動産です。
首都圏と地方では
マイホーム購入の考えが違ってきます。
首都圏では
需要も多く、駅近などは何年経っても
価格が下がらない物件もあります。
10年後、20年後の相場もみえます。
地方では土地が余っており、分譲会社が土地をドンドン開発しますので、中古市場のニーズは少なくなってしまいます。
私の出身は栃木県です。
横浜市、さいたま市、千葉市の内側の面積より広い土地にも関わらず、栃木県の人口は190万人です。
一方で都内通勤圏の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の人口は2500万人を超えるでしょう。
これだけ人口の差があれば購入の考え方も変わってきます。
資産として考えにくい地方のマイホームを
どのように考えて購入したら良いかお話しします。
【購入と同時に資産が下がると考える】
欲しい人がいないと価格は決まらない。
大手ハウスメーカーで作ろうが、その場所に住みたいと思う方がいなければ売却することが出来ません。
仮に購入したい方がいたとしても、割安感がなければ買ってもらえません。
築5年でも購入時の3割減の価格程度まで
下げないといけない覚悟が必要だと思います。
築20年になったら土地値と考えましょう。
【ニーズのない土地は購入しない】
投資家目線になりますが、
購入した土地は、将来誰かが購入してくれるかを考えましょう。
『ポツンと一軒家』みたいなところではなく、
・大型商業施設
・工業団地
・小学校や中学校
など
そこに住んだら便利な人がいるかを
想像してください。
いないようであれば止めるべきです。
余談ですが、
私の地方の戸建は6メートル道路を挟んで小学校です。たまたまかもしれませんが、賃貸募集かけて2週間で決まり、その後5年間入居していただいています。
【南道路、整形地を選びましょう】
首都圏であれば、狭小地、旗竿地でも
問題ないですが、地方では難しくなります。
近くに南道路の日当たりの良い整形地があったら売却出来ません。
【20年は売却しない】
地方戸建は売却が難しいので、長期に住まなければマイナスが出てしまいます。
20年以上、住宅ローンを返済することで残債が進み、残債が土地値以下になるまで住みましょう。
【やってはいけないこと】
周りに商業施設や工場もなく、
徒歩では生活が大変な場所に宅地開発された土地に大手ハウスメーカーによる注文住宅の購入はしない方が良いです。
価格の比率が建物に片寄りすぎると出口がありません。
ハウスメーカーは高額で、建売住宅の建物の2倍近くすることもあります。
ニーズがない土地だと数年で
数千万円値段が下がることもあります。
20年後になると土地値になりますので、
周りに何もない土地は人気がなく二束三文になってしまいかねません。
【最後に】
地方戸建は土地建物で3000万円4000万円掛けても、築30年40年経つと200~300万円になってしまう可能性もあります。
地方戸建は土地の場所が重要です。
そこをしっかり見極めましょう。
ご参考までに。