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社宅の方のマイホーム購入について

こんにちは

ココカラ不動産です。

お勤めの会社によって社宅や社宅費を提供してくれる会社があります。上限があったり、全額支給、8割支給など色々条件があるかと思います。この社宅費を頂いていることでマイホーム購入を躊躇されている方も多くいらっしゃいます。

今まで社宅にお住まいの方のマイホーム相談をお受けしてきて、社宅のメリット・デメリットとマイホームの考えた方についてお話しします。

【社宅のメリット・デメリット】

(メリット)

✔️家賃の全部もしくは一部が会社負担で生活が豊かになる

✔️預貯金が貯まりやすくなる

(デメリット)

✔️社宅に慣れてしまいマイホーム購入のタイミングを逃してしまう

✔️エリアの相場感がわからなくなってしまう

✔️会社の就業規則に左右される

✔️退職したら引っ越すことになる

私がご相談をお受けしたお客様はこのようなメリット・デメリットを話されておりました。一概には言えませんがご相談される方は定年間近の方や40代50代の方で、社宅制度がない方と比べてマイホーム購入のタイミングが大分遅くなる印象です。

また購入の際は現金購入か半分程度頭金を入れて購入される方が多かったように思います。

私はマイホームは長期ローンでもありますし、大黒柱が万一の時のセーフティーネットだと考えています。社宅費が会社から出るとはいえ早めのマイホーム購入が良いと思っています。

では社宅を上手に使い、どのタイミングでマイホームを購入すれば良いかについてもお話します。

【社宅とマイホームをどのように考えるべきか】

①社宅費の会社負担分を貯める 

社宅費が出ることで収入に見合わない賃貸に住まわれる方もいます。収入に見合った賃貸に住み、その会社負担分を貯めます。そのような生活が出来る方は老後貧乏になることはありません。逆に社宅費を負担してもらっているのに、貯蓄が出来ない人は将来大変なことになるかもしれません。就業規則の改正や退職してしまって社宅費が出なくなると生活が苦しくなってしまいます

②35歳前後でマイホームを購入

私はマイホーム購入は早ければ早いほど良いと思っていますが、社宅費が出るのであれば少し考えも変わります。35歳前後まで住めれば大学卒業から10年以上になります。家賃分を貯められれば多くの預貯金が出来ます。社宅費が出るからといって40歳50歳まで社宅に住むと住宅ローンの借入に影響が出てきます。私なら社宅費を貯めて社宅に住みながら小さなマンションを現金購入して賃貸にします。

【まとめ】

社宅費の出る会社に勤められることは、すごくありがたいことだと思います。ただ、その恵まれた環境を当たり前と思っているといつか『ツケ』が回ってくるかもしれません。会社も少し傾けば経費削減しなければなりません。早期退職制度や45歳定年制が騒がれいる中、会社もどうなるかわかりません。頂いているうちにしっかり貯めて、社宅制度が無くなっても『あ、そうですか』と言えるように対策を打っておくのも良いのではないでしょうか。

ご参考までに。

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