こんにちは
ココカラ不動産です。
本日は「マイホームと離婚」について、昨日Yahooニュースで気になる記事がありましたのでお話しします。
「住宅ローンが養育費代わり」約束した元夫が失踪…母子家庭のマイホーム、競売へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aaedf7e2e2c9de2b65fe67a1b6b07983273e55f
残念ながらマイホーム購入後に離婚をしてしまうこともあります。記事の内容は、離婚後に別れた妻と子供がマイホームに残り、夫が家を出て返済をしていくことになります。このケースは意外に多くお聞きします。離婚理由はどうであれ、この形はやってはいけないことです。その二つの理由をお話しします。
元夫が返済が出来なくなり破綻する
離婚をする時は、相手の人生なんかどうにでもなれと思いがちで、支払いのキツイ慰謝料や養育費を請求しがちです。ただ支払いが出来なければ、自己破産や失踪してしまい受け取ることは出来ません。いくら憎い夫だとしても、住宅ローンを払いながら、自分の家賃を払って生活はできるでしょうか？また離婚した夫とはいえ、再婚や新しい生活に希望が見えなければ逃げ出します。もしマイホーム購入後、離婚になってしまったら、損が出ないように売却をしましょう。仮に売却益が出たら養育費として一括で貰えるようにしましょう。売却益が出なければ、元夫の収入を鑑み、夫にも少しはゆとりのある生活の範囲で養育費を貰うと良いと思います。無理な養育費なら破綻か逃げるだけです。養育費は20％位の方しか払われていないというデータもあるそうです。
母子は養育費をあてにしない生活をする
離婚をしたら元妻は自分の収入の範囲内で生活を立て直すことをしなければなりません。その場合一番大きな固定費は住居費です。賃貸に入るか、もし現金があれば安いマンションを購入すべきです。元夫がいつまでも払うなんてありえません。たとえ離婚時に元夫が払うと言ってもやめましょう。元夫の言葉を信じてはいけません。
さいごに
離婚にいたってしまったら、ローンがあるなら売却するしかないと思っています。記事のような無理をさせると続きません。この記事の方は全員が不幸になってしまっています。誰もが不幸にならずに正当な養育費をしっかり貰うことが「子供の為」です。
ここからは私の余談になりますが、私なら少ない金額でも二十歳まで貰えるような金額にします。そして年収とともに上げてもらうようにしたらどうでしょうか。出来たら相手にも再婚できる位の余裕があった方が良いと思います。そうすることで養育費から逃げずに払ってくれるのではないでしょうか。
ご参考までに。
