こんにちは
ココカラ不動産です。
本日は不動産ではないお話をします。
「自動車」「不動産」「保険」「金融」「コンサル」「業務支援」など、あらゆる業界に営業マンがいます。営業マンが会社の売上を作っていかなければなりませんので重要な役割を担っています。
営業マンの思考も営業成績重視、お客様対応重視と様々です。「商品」「サービス」「会社の仕組み」が競合他社と比べ「優位性」がない会社ほど、お客様のことを考えられない傾向があります。また個人能力が低い方ほど「無理な営業」「一人よがりな営業」をしてしまいがちです。
最近、私におきた出来事を話します。
1ヶ月位前に営業車をぶつけてしまいバンパーを凹ませてしまいました。購入したディーラーの営業マンに相談すると新品のバンパー交換と板金などで10万以上は掛かりそうだとのことです。私は古い車でしたので凹みを引っ張りだしてもらって、少し塗装をしてもらえればと考えていました。お客様を安全にご案内が出来れば事足りるので、バンパーが新品やキレイに修理されていなくても気にしていません。会社近くの「車検のコバック」に相談にいったところ9,000円で修理をしていただきました。
さらにもう1台、営業車が必要なことから営業車を検討しており、任意保険の見積もりをディーラーの営業マンに依頼するとフルオプションの高額な見積もりを頂きました。事故を起こしたときの「レンタカー代30日分」も付いております。営業車ですので事故を起こしてしまったら修理期間は別の営業車に乗ればよいので必要ありませんし、電車やバスもあります。バンパーの凹みを直してもらった「車検のコバック」に見積もり依頼をすると3分の2以内の保険料です。
私は不動産以外の相場はあまり詳しくなく、営業マンの人柄を信用してお願いしていましたが、ディーラーの営業マンは自分の係る仕事で「最大値」の売上を目指しているのだと、初めて気づくことができました。今回を機にディーラーとのお付き合いを終了しようと思っています。
営業マンという職種は会社から「目標数字」を押し付けられると、お客様のことは考えられなくなることもあります。もしかしたらディーラーの営業マンもプライベートでは良い人なのかもしれません。ただ会社の指示や方針に従っているだけなのかもしれません。私もサラリーマン時代を思い出します。物件提案以外に「消火器」「引っ越し業者査定サイト」の販売や紹介の指示を受けていましたが一切やりませんでした。私は不動産のプロですが、消火器や引っ越しの商品やサービスなど私にはわかりません。
ココカラ不動産でお客様に提案する物件は自分が選択しない物件はご紹介しません。
自分や親、子供からマイホーム購入の相談を受けた時にはしっかり物件を考えるはずです。その気持ちでお客様の物件を探さなければいけないと考えています。
私はスタッフに売ることの指示は出したことはありません。スタッフに言っているのは「自分が購入するつもりで物件を探し、物件をチェックをするように」と言っています。
無理やり販売しないと会社経営が出来ないのならココカラ不動産のサービスにニーズがないのか、私に「経営能力」がないのでしょう。そのような状況になったら会社を存続する意味はありませんので会社は畳みます。
一人の営業マンから会社のこと、お客様のこと、社員教育など色々なことを改めて考えさせられた出来事でした。
