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お金は心から借りたいと思った時には借りられない

こんにちは
ココカラ不動産です。

以前、50代半ばの方のマイホーム相談を受けたことがあります。
独身の方で老後不安からマイホームを持ちたいというご相談です。

収入は400万円前後で、自己資金はあまりお持ちではなかったです。
仕事上、現在の住まいエリアを希望していましたが、年齢と年収からでは借入額が伸びず、購入することが出来ない状況です。

「何とかならないのか」
というお気持ちもあったとは思うのですが、借り入れには返済比率の計算や返済年数の上限もあります。
また不動産の高騰している現在では予算内で探すことは出来ませんでした。

仮に借入が出来たとしても定年まで10年ですので、とても危険な状況です。
65歳から支払いが出来なくなれば、マイホームは売却することになりますし、その後の住まいを借りることも難しくなっていってしまいます。
マイホーム相談は残念ながら、そこで終了しています。

お金は心から借りたいと思った時には借入できないものです。

金融機関が難なく貸してくれる時に、借りておくことが重要です。
そして手元資金は出来るだけ使わずに、万一の時の為に備えて貯蓄しておくことが大切です。

「マイホームは買える時に、自己資金は使わずに借り入れをして買うことがとても重要になります」

話は変わりますが、会社経営も一緒です。
困った時には金融機関は貸してくれないものです。
順調な時に出来るだけ沢山の融資を受けて、現預金を厚くしておかないと大変なことになってしまいます。
経営が傾き始めてから融資の依頼をしても金融機関は貸してくれることはありません。

金融機関を優しいところと思ってはいけません。
法律を守るウシジマくんと思っておくことです。
回収できないところには融資をしないのは一緒です。

年齢、年収から鑑みて適切な時期にマイホームを検討しましょう。

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